~お待たせ致しました~

 
昨晩は、二十一夜でした。
その昔、月を拝む信仰があり、全国の至る所に『月待塔』というものが建てられています。
詳しくは、下の説明をご覧下さい。
 
二十一夜待塔日や月に対する崇拝はかなり古い時代から行われている事であるが、特定の夜に人々が集まって月の出を拝む行事、これを月待という。
十三夜待から十五夜待、二十一夜待、二十三夜待とそれぞれの講によって集まる月の日は異なるが、その夜は読経をしたり念仏を誦和(しょうわ)したりして天の恵に感謝する。
また色々な悩みを語り合ったり、雑談したり飲食したり、夜もすがら礼拝や勤行を行った。
如意輪観音を主尊とする二十一夜待は女性だけの講である。
男尊女卑の時代のこと故、月待ちの夜は女性にとってはまたとない切実な悩みを語ったりする機会であった。
慈悲の相で願い事の全てを成就させてくれる如意輪観音、講の人たちは供養のしるしに月待塔を造立した。
 
(参考文献…川場村の文化財・川場村教育委員会発行 )
※今後の石仏様の説明も、注書きがなければ同じ参考文献となります。ご了承下さい。
※講(こう)とは、同一の信仰を持つ人々による結社をいう。

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