~ 私、丙午の学年でございます ~

 
庚申塔
庚申とは、かのえさるの日、またそれにあたる年で、甲乙丙の十干と子丑寅の十二支の組み合わせである。
約二ヶ月に一度、年に六回程度庚申の日があり、六十年ごとにその年がやってくる。
本日、三月十六日がその「かのえさる」にあたる。
庚申信仰の思想とは道教より発したと言われ、人の身体の中に三戸という虫がいて、六十日ごとにやってくる庚申の夜、体内より抜け出し、天に登り、その人の日頃の罪を天帝に告げる。
天帝はその報告を基にしてその人間の生命の長短を決めたり、天罰を下したりするという。
三戸の虫の報告を止めるために、人々は庚申の夜は眠らずに一夜を明かす。
それが、多くの人で講をつくり、にぎやかに夜の明けるのを待つようになっていった。
その講中で造り出したのが庚申塔である。
形式としては数々あるが、文字による庚申と青面金剛像を主尊とした庚申が一般には多く造立されている。
刻んだ青面金剛王様を主尊とした庚申塔をいたる所で目にする。

※谷地新井の旧道の所に立つ像。
元禄期の造立で、右は、二鶏と青面金剛様の神使で、見ざる・聞かざる・言わざるの三猿。
左は、二鶏と二猿で、両方とも堂々とした主尊を備えた重厚な像刻塔である。
 
庚申塔 庚申塔

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