~ 搾り ~

 

ドキュメント蔵人〈15〉搾り


 
いよいよこの日がやってまいりました!!
星野君が造っているお酒を、搾る時がやってきたのです!

 
今日は朝早くから、杜氏でもある社長や巧醸長、星野君達蔵人の皆さんはもちろん、常務も室長も全員で搾りに取りかかります。
 
搾るだけなのに、何故にこんな大人数が必要なのかといいますと、実は星野君が造っているお酒に秘密があるんです。
 
星野君が造っていたお酒は、なんと!!
 
『大吟醸』!!
 
だったのです。
 
しかも、譽國光最高級酒の袋取りの大吟醸です。
この大吟醸、各品評会などにも出される、言わば『譽國光の顔』。
星野君の重責も並大抵のものではありませんでした。
 
しかし、ようやくこの日を迎えられ、星野君だけでなく、一緒に頑張ってきた蔵人の皆さんも一様に、嬉しい気持ちが抑えられないといった表情です。
 
この袋取りの作業をする為に、今日は総勢11人が蔵に集まったと言うわけです。
 
そして作業がはじまりました。
 
 
 
しかしこれがまた、一つ一つが全て手作業なのでとても大変です。
 
ドキュメント蔵人〈15〉搾り
 
まずは星野君が袋を広げ、社長(杜氏)が大吟醸の醪(もろみ)を袋に注ぎます。
巧醸長はその袋の口を紐でしばり上げます。
 
ドキュメント蔵人〈15〉搾り
 
他の人は、その醪の入った袋を運び、小野さんと都所さんが醪の入った袋を吊します。
 
ドキュメント蔵人〈15〉搾り
(ちなみに私も櫂入れ係りとしてお手伝いさせて頂きました。)
 
そうして、作業を続け、約1時間後、この様にたくさんの袋が吊されて、しぼりたての大吟醸が出来上がりました。
 
ドキュメント蔵人〈15〉搾り

と、言ってもまだこれで終わりと言うわけではありません。
瓶に詰められたしぼりたての大吟醸は、雪で冷やしながら保存します。
 
ドキュメント蔵人〈15〉搾り
 
搾ったらそこで終わりではないんです。
 
 
次回は、この袋取り大吟醸のその後の様子をお送りします。

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