杜氏と酒造り職人

お酒は微生物が造り上げる。 六代目当主  土田祐士

杜氏 土田祐士

六代目当主 土田祐士

お酒ができる発酵の過程では、様々な微生物が活動をしています。彼らは生き物であり、遺伝子を持っています。遺伝子はその中に情報を伝えていきます。

譽國光では、造り手の想いを、その遺伝子が飲んで頂いてる方に伝えると信じております。造り手が明るく楽しく造れば、お酒がその明るさを伝えてくれますし、暗くつまらなそうに造ればそれを伝えると思っています。そのため譽國光では明るく楽しく造ることを代々の信条としています。飲んだときに、味や香りなどの成分的なものを飛び越して、造り手の楽しさが伝わり、なんだか楽しく飲んでしまうそういうお酒が理想であります。

またお酒造りは人間の人生と一緒であると思っています。人それぞれに人生があるように、お酒それぞれに人生があります。そのため、微生物が生きたいように伸び伸びと育てることを大事にしております。人間は彼らの声きき、彼らがどのように生きていきたいかの環境を整えるだけです。人間が彼らをコントロールするのではなく、彼らの生き方にまかせるようにしています。そのため、人間の人生と同じで、同じようなお酒は二度とできないと感じ、ひとつひとつのお酒を愛をこめて育てております。

『あふれる思い』  杜氏 星野元希

若頭 星野元希

杜氏 星野元希

約四年前、入社時の私の酒造りへの思いは「旨い酒を造りたい」というものでした。
しかし、最近では「飲んで頂く人(お客様)が喜んでくれる酒を造りたい」という思いに変わってきました。
入社以来、酒造り以外にも色々と経験させて頂き、最近ではお客様と直接お話しをする機会も多くなりました。
私の目の前でお客様に譽國光の酒を飲んで頂き、「おいしい酒だね」「旨いね」「いい酒だね」とお褒めの言葉を頂いた時に心から嬉しくなり、うまく表現出来ませんが、「飲んで頂ける幸せ」のようなものを感じます。

最近、「何のために酒を造るのか?酒を造る目的ってなんなんだろう?」と、哲学者のようなことを考えることがたまにあります。
鑑評会等で優秀と言われる酒を造るためには、勉強して、色々な酒造りの話しを諸先輩方に聞いて、技術を磨くことが一番だと思います。
それ自体はとてもとても大事なことだと思うし、これからも積極的に取り組んでいきたいと思っているのですが・・・それだけではなんだか寂しい気がするのです。
杜氏(社長)が以前、こんな話しをしてくれました。
「造り手の思いは必ず酒に伝わる。楽しい気持ちで造った酒は、楽しい酒になる。」
まだまだ若輩者、未熟者の私が言うのは生意気だと思いますが、酒造りに限らず、ものづくりには技術だけではどうしても表現出来ない何かがあると思います。
それは、造り手の思いといったものではないかと思います。
そして、その「思い」の部分がお客様の喜びや楽しさにつながるのではないか?と、考えています。

今、私は杜氏の言葉を胸に「明るく・楽しく・笑って」酒を造っています。
その結果、「飲むと明るくなって、楽しくて、思わず笑顔になって喜んでくれる」そんな酒を造ることが出来れば幸せです。

『良い酒とは』  小澤卓也

小澤卓也

小澤卓也

本当に「良い酒」とは何か?

それは、飲んだ人たちが「笑顔」になる酒ではないでしょうか。
家族と、大切な人と、気の合う仲間達と、もちろん一人で飲みたい時も。
飲んだら笑顔になる楽しく飲める酒。人と人との潤滑剤になるような酒。

「和醸良酒」という言葉があります。

和は良酒を醸す。良酒は和を醸す。
そんな二つの意味がある、とても好きな言葉です。
蔵の仲間達と共に良い酒を醸し、飲んだ人たちの笑顔を作る。
そんな酒を造っていきたいと思っています。

『酒は育て、愛でる』  小野清蔵

小野清蔵

小野清蔵

酒造りの作業は単純なものが多いのですが、
単純だからこそ、何一つ手が抜けません。
手を抜けば、酒の味に出てしまうからです。

譽國光で40年以上酒造りに携わってきましたが、
酒造りは『育てる』事だと感じています。

自分の子の様に育て、孫のように愛でる。
そんな思いで造った酒を飲んで頂き、
飲んだ方に幸せを感じて頂ければと思います。

『最初の一杯』  都所邦雄

都所邦雄

都所邦雄

長年、譽國光で酒造りをしてきていますが、
造られる酒はその年によって味が変わります。

それは私達が、より美味い酒を造ろうと心を
込めて真剣に取り組んでいる証拠でもあります。

そんな思いで造った今年の新酒、
「最初の一杯目」をしっかりと味わって欲しいと思います。

舌で転がした時の味、鼻腔を抜ける香り。
この時にしか味わえない「最初の一杯目」を是非堪能して下さい。

『酒は譽國光辛口』  高橋茂一

高橋茂一

高橋茂一

造るからには、飲んで貰わなければ意味がない。
飲んで貰うからには、喜んで貰わなければ意味が無い。

私は辛口が大好きで、特に譽國光の辛口酒が手放せません。

晩酌をしている時に私が譽國光の酒に感じている喜びを
他の方にも感じて貰えれば、
と思いながら酒造りをしています。

『感動と達成感』  藤井尚之

藤井尚之

藤井尚之

お酒を飲むのが大好きで、
同じくらいお酒を造るのも大好きです。

酒造りの現場は重労働で、特に冬は寒さが厳しく大変ですが、
その分、新酒が出来上がった時の感動と達成感は、
他では味わう事のできないものがあります。

飲んで頂いた方に一言「美味しい」と言って頂けたら、
それが一番の褒美です。

『すべて丁寧に』  渡部努

渡部努

渡部努

酒造りをしている時によく考えるのが
「飲む人に喜んで頂きたい」ということです。

私は、地元の人に愛されるお酒を造り続ける事が大事だと思っています。

一番多く飲んでもらっている普通酒。
だからこそ適当な事は一切出来ません。

高級酒も普通酒も、みな同じように丁寧に造って行き、
どのお酒を飲んでも喜んで頂けるように造って行きたいと思っています。