酒造りのこだわり「お酒は微生物が造り上げる」

お酒ができる発酵の過程では、様々な微生物が活動をしています。彼らは生き物であり、遺伝子を持っています。遺伝子はその中に情報を伝えていきます。

譽國光では、造り手の想いを、その遺伝子が飲んで頂いてる方に伝えると信じています。造り手が明るく楽しく造れば、お酒がその明るさを伝え、暗くつまらなそうに造ればそれを伝えると考えています。そのため譽國光では明るく楽しく造ることを代々の信条としているのです。

飲んだときに、味や香りなどの成分的なものを飛び越して、造り手の楽しさが伝わり、なんだか楽しく飲んでしまう・・・そういうお酒が理想です。またお酒造りは人間の人生と一緒であると思っています。人それぞれに人生があるように、お酒それぞれに人生があります。そのため、微生物が生きたいように伸び伸びと育てることを大事にしております。

人間は彼らの声をきき、彼らがどのように生きていきたいかの環境を整えるだけです。人間が彼らをコントロールするのではなく、彼らの生き方にまかせるようにしています。人間の人生と同じで、同じお酒は二度とできないと感じ、ひとつひとつのお酒を愛をこめて育てています。

六代目当主 土田祐士