尾瀬の清水特別本醸造酒
尾瀬の雪解け水のように清らかで、お米の旨みがある辛口酒。
尾瀬の清水 特別本醸造 1800ml ¥2,100
尾瀬の清水 特別本醸造 720ml ¥1,050
尾瀬の清水 特別本醸造 300ml ¥550
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- 商品名
- 尾瀬の清水 特別本醸造
- 販売価格
- 尾瀬の清水 特別本醸造 1800ml(一升) ¥2,100
- 尾瀬の清水 特別本醸造 720ml ¥1,050
- 尾瀬の清水 特別本醸造 300ml ¥550
- 原料米
- 山田錦・華吹雪
- 精米歩合
- 60%
- 酵母
- 協会901号
- アルコール度数
- 15.4
- 日本酒度
- +5(辛口)
商品説明
こんな味
コクのある辛口。
おすすめする人
辛口派の方に。
お燗酒が好きな方にもおすすめです。
こんなシチュエーションがおすすめです
ご晩酌にどうぞ。
こんな方にお贈り下さい
辛口派の方へ。
お酒好きの方へ。
飲み方
冷やして○ 常温で◎ ぬる燗で△ 熱燗で◎
◎…特におすすめ ○…おすすめ △…お好みで

~ ある恩師との思い出 ~
キリッと冴え渡る、淡麗さ。
ノドを潤す、水のような感覚。
キレと辛さには飲みごたえがあった。
しかし、この酒に惹かれた理由はそれだけではない。
尾瀬の大地に注がれる「雪解けの水」は、確実に、
私の胸を熱くさせていった。
ある恩師との思い出とともに…。
音楽学校へ入って間もない頃、声楽家の鈴木寿子先生に出会った。
当時先生は88歳。
それにもかかわらず、3階のレッスン室までの階段をすいすいと登り、
息も切らさずチャーミングな笑顔を見せながらレッスンは始まる。
私は、声楽家を目指す友人の伴奏者として、レッスンに同行していた。
やさしくて、おもしろくて、わかりやすくて、
そうそう、先生の持っているバッグやアクセサリーはどれもおしゃれで、
可愛らしいものばかりだった。
あたたかな日差しが差し込む、あたたかな部屋だった。
ある時先生は、私にも歌うようにおっしゃった。
歌い手の呼吸をつかむためだ。
ところが、
私は自分の声にコンプレックスを抱えていた。自信が無かったのだ…。
前奏が始まってしまった。
尾瀬をうたったあの名曲、『夏の思い出』。
笑われてしまうのではないだろうか。
びくびくしながら歌った。
小さな小さな声で…。
先生は私の声が出やすいように、腰を支えて下さった。
それがものすごく心強かったのを覚えている。
思いがけない言葉を戴いた。
「いい声してる。とってもいい声よ。」
褒められたのだ。
お世辞だろうと思った。でも先生は真剣だった。
それから、私の胸に手をあててゆっくりと、こうおっしゃった。
「ここで歌うの。あなたはそれができる人。」
うれしかった。
私の中の、長く厳しい冬の時代に、
雪解けの水が流れだした瞬間だった。
私はもう春の中にいた。
先日、先生は92歳でお亡くなりになった。
やさしい笑顔、その生き方、もちろん音楽家としても、憧れの女性だった。
「尾瀬の清水」という名の日本酒に出逢って、
あの時歌ったあのうたを思い出したのだ。
私は熱くなった胸に手をあてた。
瞳からそっと、やさしい思い出があふれた。