~一目でわかりやすくなりました♪~
村上店長と小澤巧醸長が、駐車場にてなにやら作業をしています。
店長たちの周りには、等間隔に白い線が引かれています。
むむ、これは…。
そうです、駐車線をひいていたのでした。
譽國光の庭は観光バスが何台も駐められるほどに広いのですが、それもあってか、自由に駐めても結構余裕があって、今までは明確な駐車線がなかったんです。
なくても困らないくらいには広いのですが、どこにでも駐められるのは楽な反面、どこに駐めて良いのか分からないお客様もいらっしゃって、その改善の為に、店長と巧醸長が2人がかりで駐車線を引いてくれたのでした。
しかもよく見回してみると、乗用車だけでなく、バスの為の線も引かれていました。
この暑い中、本当にお疲れ様でした!
これでご来蔵頂いたお客様も、迷うことなくお車を駐めることができますね。(^_^)v
ところで店長と巧醸長が持っているこの物体。
これ、確か通販室にず~っと置いてある使途不明のもので、この間の『赤札大作戦』(いらないものを思い切って捨てよう!という作戦です)の時に、出そうかと思うくらい、私が譽國光に勤めてから一度も使われたことがないものでした。
それがどうしてここに?と思って聞いてみたら、なんとこれ、ライン引きの機械そうなんです。( ゜o゜)
四輪のライン引きなんてはじめてみました。
…捨てなくて本当に良かったです…。
~譽國光的改善活動【提案 No:24】~
こんにちは、巧醸長の小澤です。
今日は、食事処でおこなわれた改善のご紹介致します。
【改善前】
食事処「桜」では、毎日、複数の団体のお客様から御食事のご予約があるので、予約専用の予定表を使って確認や当日の準備をしているのですが、予約団体の数が多かったりご注文内容が複雑だったりしますと、書き込む情報量が多くなり、そうすると予約表が見づらくなってしまい、季節限定メニューや新メニューなど、特別なメニューを見落としてしまいそうになることがありました。
【改善後】
通常メニュー以外の特別メニューを、赤字で書くようにしました。
(※記入例)
これなら他の字と比べてかなり目立つので、うっかりと見落とす可能性をより少なくする事ができ、確認や準備もスムーズに行えるようになりました。
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「赤字化」によって、「色に仕事をさせる」改善です。
間違えやすい、見落としやすいものは、色で分けるととても分かりやすくなります。
たとえば、「色に仕事をさせる」の代表例が「信号機」だったりします。
信号機は「青・黄・赤」で、「進め・注意・止まれ」を表していて、誰もがその色を見ただけで瞬時に状況判断が出来るようになっていますよね。
でも、これが白地に黒字で、ただ「進め・注意・止まれ」と文字が書いてあるだけの状態だったとしたら、文字を見てから理解するまでに時間がかかってしまい、事故が増えてしまいますよね。
「色を付ける」事によって、分かりづらかったものをより分かりやすく、見落としがちだったものを見落とさないようにする。
簡単でコストもかからないのに、高い効果が期待出来る、素晴らしい改善方法の一つだと思います。
~譽國光的改善活動【提案 No:21】~
今回は、ちょっと変えただけで、楽になった、という改善です。
【改善前】
ラベルを貼った製品を、在庫用のケースに入れる時、空ビンも仕切りを流用しているので、仕切り幅がきつく、ラベルが剥がれたりこすれたりしてしまう事がありました。
【改善後】
仕切りのうちの二枚を外してみました。
→
外した仕切りの分、スペースに余裕が出来て、前よりも入れやすくなりました。
出荷用ではないので問題なしです。
「仕切りは仕切るもの」という固定概念にとらわれず、「仕切りで仕切らない化」した改善です。
新しい仕切りを作るのはちょっと大変だし、コストもかかります。
でも、仕切りを外すだけならすぐに出来るし余分なコストもかかりません。
とりあえず、出来ることが着手してみる事が大事なんですね。
~改善通信新聞・7月号~
今月の改善新聞もは先月から引き続き、『5S』について詳しく書かれています。
『まだ使えるかも』『使ってないけどなんとなく捨てられない』などなど。。。
でも、それが片付けられない、整理が出来ない原因なんですよね。
『まだ使うかも知れない』『まだ役に立つかも知れない』と思いつつ、一度も役に立つ事のないまま、場所をとったままのの物。
それを『思い切って捨てる』事が、5Sの第一歩というわけです。
でもこれって、日常生活でも同じ事が言えるんですよね。
家を片付けるのも、仕事場の環境を良くする事も、根っこの部分は一緒なんですね。
でも、頭では分かってはいても、物を捨てるって、なかなかふん切りがつかないもんなんですよね~。(^_^;)
そんなわけでして、譽國光では、今月は『赤札作戦』と称し、『いらないもの、使わないものに赤札(シール)を貼って、最終日に思い切って処分しましょう』という社内活動を行います。
せっかく背中を押してもらっているので、この機会にいるもの、いらないものを分別したいと思います!
ちなみに、今月の改善事例は6月24日の改善報告で紹介した、『見える化』でした。
~譽國光的改善活動【提案 No:19】~
こんにちは、巧醸長の小澤です。
今回は、ちょっと変わった改善をご紹介致します。
【改善前】
譽國光の庭にある池ですが、鯉はいるものの、ほとんどが黒い鯉ばかりでした。
【改善後】
きれいな錦鯉を数匹もらって来て、池に放しました。
見た目にもとてもきれいになり、華やかになりました。
これは改善なのか?
と思う方もいるかと思いますが、私は立派な改善だと思います。
接客業、サービス業にとっては、『お客様にいかに喜んで頂くか』が一番の改善テーマです。
当蔵の池は、売店のすぐ横にあるので、必ずお客様の目にとまります。
池を見たお客様に少しでも「キレイだな~」と思って頂ければ、『高サービス化』の改善になるのではないでしょうか。
~改善通信新聞・6月号~
本日、改善新聞六月号が発行されました!
今月の特集は『5Sを続ける為に』と、いう事なんですが…「5Sって…何?」と、頭にハテナマークが飛んでしまいました。(^_^;)
新聞を良く読んでみると、『5S』というのは、『さ行』を頭文字にした5つの言葉で、
『整理』→いる物といならい物を分けて、いらない物を処分する。
『整頓』→必要な物がいつでも誰でも取り出せる状態にしておく。
『清掃』→ゴミなし、ヨゴレなしの状態にすること。
『清潔』→ゴミなし、ヨゴレなしの状態を保つこと。
『躾(しつけ)』→決められたことを正しく守り、習慣をつけること。
を指すんでそうです。
分かっているつもりでも、意外と勘違いしていたり、出来ていなかったりする職場の『5S』。
この『5S』は、くり返して行っていくことに意味があり、「この間やったからいいや」では、まったく意味のないものになってしまいます。
この裏面には、他の企業の実際の『5S』の事例が載っていて、読んでいて「なるほど!」と、うなずくばかりでした。
しかし、改めて気付かされる事が多いです、この改善新聞。
6月の月間テーマの『5S』。
まわりを見直して、よりスムーズに、効率良く仕事が出来るようにしていきたいと思います。
~譽國光的改善活動【提案 No:18】~
こんにちは、巧醸長・小澤です。
今回は、売店部門で行われた改善をご紹介します。
【改善前】
蔵見学の観光通路に段差があり、ご年配の方や、小さなお子様には危なかったので、ドア部分貼り紙をしていたのですが、つまづいてしまう方がいらっしゃいました。
【改善後】
ドアだけでなく、段差の部分にも『足下注意』の貼り紙をしました。
足下に、目立つ色合いのものがある事で、お客様の注意が足下に行きやすくなり、段差にも気付きやすくなったと思います。
上がダメなら下で。
ヨコがダメならタテで。
と、発想の転換から生まれた改善です。
あきらめない改善精神が、新たな改善を生み出して行くのですね。