~蔵人ドキュメント2011・洗い~

ご無沙汰の日記となってしまいました。
本当にもうしわけございませんでした;

いよいよ酒造りも始まった事ですし、また今年も譽國光の酒造りを追っていく『蔵人ドキュメント』を随時更新していきたいと思います。

今年もよろしくお願いします!

 

さて、まず酒造りに欠かせないものと言ったら、お米とお水です。
お水は関東名水百選にも選ばれた、武尊山の伏流水を仕込水に使っています。

関東名水百選にも選ばれた仕込水

(こんな感じで常に出ていますのでご来蔵の際にはぜひ飲んでみて下さい。美味しいですよ!)
この水がまた人気で、県外の方もわざわざ汲みに来られるという、軟水のおいしいお水です。

 

まずはこのお水を使って酒米を洗う作業です。

今年最初に造るのは『普通酒』。

地元の人に愛飲してもらっている譽國光のレギュラー酒です。

 

 

しかし何度も見て思いましたが、酒造りは本当に繊細です。

気温、水温、洗い方、水を米に吸わせる時間、乾かす時間、その他モロモロ。

いつも楽しく笑顔で酒造りをしているのですが、この時ばかりはここで失敗するとよいお酒にならないとあってみんな真剣そのもの。

 

お米を洗っているのはこの道40年の大ベテラン蔵人、小野さん(左)と同じくベテランの都所(右)さんです。

小野さんと都所さん

小野さん米洗い

 

洗ったお米は別の桶に移して水を吸わせます。

この水をどれだけ含ませるかがとても難しいそうです。

 

それにしてもお米を水から上げるタイミングを計っている時の杜氏(右)と若頭(左)には

とても声を掛けられないです(汗)。

若頭と杜氏

杜氏

 

水から上げたお米は今日一日置いて明日蒸しとなります。

果たしてどうなるのでしょうか。。。

今年一発目の酒造り、どうか成功しますように!

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むつほまれ

Filed under: 譽ブログ(従業員日記),酒造り - タグ: , @ 2010年10月7日 12:00 PM

 

※※ お米の名前です ※※

 
本日、ついに、お米が搬入となりました。
酒造りって感じがしてきました(^^)/
 

 
さてさて、今日のお米は・・・
 
「あおもり米」って書いてありますので、「むつほまれ」です。
 

 
いかにも、青森のお米って感じですね!
(ほまれもついてるし…親近感湧きますねぇ)
 
青森には他にも「つがるロマン」なんて郷土色豊かなお米がありますし、
お隣の秋田県には「あきたこまち」なんて有名なお米もあります。
 
さすが米処、イイ名前のお米があります(^o^)
 
 
 
と言っております群馬県も、実は、お米の名産地。
 
川場村には、
あの「雪ほたか」という不動の全国一位を確立しつつある
まぼろしのお米があります。
 
なぜ、まぼろしなのか???
 
まぁ、それは、川場村が小さい村で、お米自体がそんなにたくさんは出来ない!
という簡単な理由なんですけどね(^^)
 

そして、群馬県には、面白い名前のお米がありまして、
その名も「ゴロピカリ」!!!
 
雷処?の群馬県ならでは、ゴロゴロ…ピカァと言う訳です。。。
 
 
 
とまぁ、日本と言えば、やっぱりお米であり、田園風景。
日本の心なんですよねぇ(^o^)

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~今年は10月10日からです!~

 
今年の酒造り、いよいよ10日からはじまります!
造りにさきがけて、蔵人の小野さんと高橋さんが、蔵の掃除をしに来てくれています。
 
道具だけでなく、床もキレ~イにして、今日はこうじ室まで掃除して終了となります。
  
しかし…床を洗う為の水の勢いがすごくて、二人の姿がけむっています。(^_^;)
 
10/4リアルタイム酒造り
  
昨年同様、今年も酒造りの現場に密着取材をしていきますので、譽國光の『リアルタイム酒造り』をお楽しみに♪
 
 

10/4リアルタイム酒造り
休憩中の杜氏でもある社長(左)と、小野さん(中央)と高橋さん(右)です。
なにやらお酒造りに関していろいろと相談をしているようです。。。
 
みなさん休憩中も、お酒のことが頭から離れないんですね。(^_^;)

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~酒造りへの想いが花を咲かせました~


今現在、このホームページ上にはUPされていませんが、初めて若頭として大吟醸の造りに携わってきた日々。
(毎日の日記の中で、ドキュメントとして若頭の酒造りを記録してありますので、近日中に過去日付の日記でUPされます。今しばらくお待ち下さい。)
きっと、つらく、胃が痛くなるような時もあったと思います。
でも、「楽しく造れば、飲んだ人も楽しくなれる酒ができるんだ」と肝に銘じ、常に明るく振る舞い、いつも笑顔で酒造りをしていたように思います。
心から日本酒を愛し、つらいきつい酒造りも、彼にとっては本当に楽しい時間だったのでしょう。
ここ最近、お中元・夏の贈り物のダイレクトメールを制作していて思ったのが、彼が書いてくる文章の中身が変わった事です。
知らない人が見れば、とても上手に書けているなぁ、文才があるんだね。と思うかも知れませんが、
本当は、この酒造りを経験したことにより、彼の酒造りへの想いや、日本酒への愛情がとてもとても大きくなったのです。
 
この新酒鑑評会の結果を見た時、おもわず目からあふれるものがありました。
会社としての立場もあり、結果をお客様にお見せしなければいけない立場でもあるので、もちろん喜ばしい結果ではありました。
でも、それ以上に、彼をずっと見てきて彼に心からおめでとうと思えた気持ちから、感情を抑え切れませんでした。
 
譽國光の酒は、これからもっともっと旨くなっていくと思います。
賞も取ってくるかも知れませんが、それ以上に、飲んだ人が何かを感じる、心にしみる酒ができていくと思います。
すばらしい時間をありがとう!
そして、本当におめでとう!
 
今も、目からあふれるものを抑えきれないでいます・・・
濱野好史

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~ 出品酒 ~

2010年度出品酒利き酒

このズラリと並べられた利き猪口。
中身は全て同じお酒です。
このあいだ、澱(おり)取りをした、星野君が造っていた袋取りの大吟醸です。

実は、この中から『出品酒』を選んでいるのです。

袋取りされ、ひとつひとつビンに詰められた大吟醸ですが、実は、ビン毎によって、味や香りが違っているんだそうです。
と、言っても、その違いは本当にわずかで、私のような素人では、皆同じに美味しいと感じるのですが、杜氏や蔵人の皆さんが利き酒をすると、その違いがよく分かるんだそうです。

そして、蔵人皆で利き酒を行い、各品評会に出品する大吟醸を決めるわけです。

決まったら次はビン詰めです。

袋取りの大吟醸は、ビン詰めも全て手作業です。
星野君が、一つ一つ、丁寧にビン詰めを行っていました。
出品酒ビン詰め中
それにしても星野君、なんだか今から緊張気味のようです。

無理もないですよね。
初めて造った大吟醸を、さらに品評会に出品するんですから。

星野君が造った大吟醸。

本当に、結果が待ち遠しいです。

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~ 澱(おり)取り ~

 
今日は、先日袋取りでしぼったばかりの、大吟醸の“おり取り”をします。
 
写真の木箱の中に、しぼったばかりの大吟醸が、雪に冷やされながら静かに置かれています。
澱とり
 
このしぼりたての大吟醸には、“おり”が残っているので、静かに揺れないように冷やしながら置いておき、しっかりとその“おり”が沈んだ頃合いを見計らって、うわずみのキレイな部分を別のビンに移しかえます。
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この量を移しかえるのは本当に一日仕事で、ちょっと揺らしてしまったりすると、また“おり”を落ち着かせる所からやり直しになるので、星野君も、とても慎重に作業を行っていました。
 
この作業が終わると、DMに載っている、『③袋取り大吟醸しぼりたて』の出荷がはじまります。
本当に、今、出来あがったばかりの、しぼりたて袋取りの大吟醸は、今この時だけの、まさしく旬の味わいです。
 
星野君が造ったお酒の出来栄えはどうなのか。。。
ここまで来ると、ようやく試し飲みが可能となるので、(酒税法の関係で、この前の段階では、まだ飲んではいけないんだそうです。)そのあたりもふくめて、次回はドキュメントレポートをしたいと思いますので、お楽しみに!!
 
(ちなみに、香りは袋取りの作業の時に、しっかりとかがせてもらいました。(^_^)v
とてもお米と麹菌だけから造られたお酒とは思えない程、芳醇といいますか、さわやかな果物のような香りで、胸がすぅ~とするような、心地のよいものでした。)

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~ 搾り ~

 

ドキュメント蔵人〈15〉搾り


 
いよいよこの日がやってまいりました!!
星野君が造っているお酒を、搾る時がやってきたのです!

 
今日は朝早くから、杜氏でもある社長や巧醸長、星野君達蔵人の皆さんはもちろん、常務も室長も全員で搾りに取りかかります。
 
搾るだけなのに、何故にこんな大人数が必要なのかといいますと、実は星野君が造っているお酒に秘密があるんです。
 
星野君が造っていたお酒は、なんと!!
 
『大吟醸』!!
 
だったのです。
 
しかも、譽國光最高級酒の袋取りの大吟醸です。
この大吟醸、各品評会などにも出される、言わば『譽國光の顔』。
星野君の重責も並大抵のものではありませんでした。
 
しかし、ようやくこの日を迎えられ、星野君だけでなく、一緒に頑張ってきた蔵人の皆さんも一様に、嬉しい気持ちが抑えられないといった表情です。
 
この袋取りの作業をする為に、今日は総勢11人が蔵に集まったと言うわけです。
 
そして作業がはじまりました。
 
 
 
しかしこれがまた、一つ一つが全て手作業なのでとても大変です。
 
ドキュメント蔵人〈15〉搾り
 
まずは星野君が袋を広げ、社長(杜氏)が大吟醸の醪(もろみ)を袋に注ぎます。
巧醸長はその袋の口を紐でしばり上げます。
 
ドキュメント蔵人〈15〉搾り
 
他の人は、その醪の入った袋を運び、小野さんと都所さんが醪の入った袋を吊します。
 
ドキュメント蔵人〈15〉搾り
(ちなみに私も櫂入れ係りとしてお手伝いさせて頂きました。)
 
そうして、作業を続け、約1時間後、この様にたくさんの袋が吊されて、しぼりたての大吟醸が出来上がりました。
 
ドキュメント蔵人〈15〉搾り

と、言ってもまだこれで終わりと言うわけではありません。
瓶に詰められたしぼりたての大吟醸は、雪で冷やしながら保存します。
 
ドキュメント蔵人〈15〉搾り
 
搾ったらそこで終わりではないんです。
 
 
次回は、この袋取り大吟醸のその後の様子をお送りします。

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