『9月9日はTsuchida99の日!』
この度土田酒造では、毎年9月9日を『Tsuchida 99の日』と独自に制定し、
毎年この日に同商品の新酒の発売を解禁することに致しました。
今年分はすでに終売してしまったのですが、
特別に醸造した『限定版のTsuchida 99』を数量限定で発売致します。
『Tsuchida 99とは』
Tsuchida99とはどんなお酒なのか、簡単に説明します。
仕込みに使う米のうち、通常は80%ほどの蒸し米と、20%ほどの麹米を使用しますが、
”Tsuchida 99”は99%まで麹米を使って仕込んだお酒です。
麹米を多く使うとどうなるか?最大の特徴は「甘みと酸味」です。
甘く、濃厚でいて爽やかな酸味もある、麹の力を感じられるお酒です。
”ほぼ麹と水だけで造ったお酒”なんですね。
『今回の限定版は、土田酒造史上最高クラスの強烈な個性』
今回は、そこへさらにブーストをかけました。
限定版ならでは。99の個性を土田酒造史上最高クラスに押し上げるブーストです。
”精米歩合90%”
“酵母無添加”
通常版99は精米歩合70%
限定版は90%
この20%の差はかなり大きく作用します。
米のエネルギーが20%多くなり、
糖化と発酵のちからがとてもパワフルになるのです。
そして酵母無添加。蔵に住みつく野生酵母で発酵させます。
野生酵母はその名の通り『ワイルド』。
一般的に酒造りに使われる協会酵母は、狙った酒質が作りやすいという利点があります。
一方野生酵母は、どんな性質の酵母が付くか分からない。
時に制御不能になることもあります。
状況に応じて菌の働きを抑えたり、促したりと、かなりの手間と時間と経験が必要になります。
野生酵母で造った酒には、協会酵母では出せない味わいがあります。
多様な味わいが何重にも重なり合って、ひとつの”日本酒”を表現しているような、
非常に複雑な深い味わいを感じることができます。
かっこよく言えば ”微生物たちのオーケストラ” ですね。
『とにかく濃い、甘い』
今回のTsuchida99限定版、何度も言いますが
土田酒造史上最高クラスの強烈な個性です。
ただでさえキャラの強い酒が多い土田酒造の中で
最高クラスの強烈個性って、ちょっとヤバそうにも感じてしまいますね。
味を表現するならば
”みりん”のような旨みや、”梅酒”のような甘さにも感じられるかもしれません。
相当濃厚なので、氷を浮かべてロックがとても良く合います。
肉料理や濃い味付けの料理とご一緒にどうぞ。
99の日制定記念の『Tsuchida99限定版』
より濃厚な酸味と旨味の強烈な個性。凝縮の1本をご堪能ください。
お求めは全国の土田取扱酒販店さまにて
9月9日より販売開始となります。
お近くにお取扱店さまがない場合は
弊社オンラインショップをご利用ください。
著:小澤卓也 (Instagram @ozawa0278)
群馬県沼田市出身。伝統的なものづくりに憧れ、1999年土田酒造に。
酒造り、瓶詰めの製造部門から始まり販売部門である事業部を経て、現在はセールスプロモーションマネージャーとして、デジタルマーケティング、広報PR、各種SNS運用、ブランディングなど勉強中。
動画撮影/編集、グラフィックデザインなど、クリエイターとしての一面も。