お酒について 想念

スグ飲んで美味しいを追求したしぼりたて『土田 はつしぼり ichi』

2021年11月19日

 

”新酒” ”しぼりたて"ってフレーズ、聞くとワクワクしますよね。

今年も『はつしぼりichi』のご案内ができることを、とても嬉しく思います。

はつしぼりはやっぱり、蔵人にとっても会社にとっても特別なものなんです。

 

今年のはつしぼりのテーマは、去年に引き続き

『スグ飲んで美味しい』です。

 

土田酒造の酒は、

基本的には熟成させたり、空気に触れさせて美味しくなるというのを提唱していますが

はつしぼりichiに関しては

しぼりたての状態で、"スグ飲んで美味しい"を追求した造りを行っております。

 

精米歩合90%、群馬県産 飯米を原料にし

生酛造りで醸すという、土田スペックでの挑戦となります。

 

一足先に味見させて頂きました。

いやぁ、やってくれます星野杜氏。

飯米90%精米の生酛で、とてつもなく軽やかなフレッシュなお酒に仕上がっています。

 

解説動画で言っていますが、しばらく冷蔵庫で熟成させて

お酒を落ち着かせてみてもいいかと思います。

お正月くらいが丁度いいのではないでしょうか。

 

もちろん、テーマどおり”スグ飲んでも美味しい”ですので、

できれば両方でお楽しみください。

 

解説動画はこちらから→https://youtu.be/Z2RYIC2kFe8

 

動画の冒頭で、土田社長が言っていますが

『はつしぼりにはドラマ』があるんです。

最初の仕込みなので、トラブルがあったり、予期せぬ状況になることが多いのです。

去年も、そして今年も。

 

 

販売開始は2021年11月26日より 全国の土田取扱酒販店様にて。

取扱店様はこちらからご確認ください→https://wp.me/pbC3EW-cn

お近くにお取扱店様が無い場合は、弊社オンラインショップをご利用ください。→https://cart.homare.biz/

 

 

 

昨年書いた、『STEP 0  issue02  酒造りの一期一会』のページで

はつしぼりについて書いておりましたので転載致します。

(昨年のはつしぼりについての記事です。)

 

”はつしぼり”はドラマだ。

新しい酒造りが始まり、搾って出荷するまでの

酒蔵ドキュメンタリードラマだ。

最初の仕込みだからこその、面白いドラマがうまれる。

待望、期待、緊張、不安。

様々な感情が交差して出来上がるのがはつしぼりだ。

8月某日。令和2酒造年度で造るお酒の

製造数量や製造時期、味わいのコンセプト、使用原料、精米歩合などの詳細スペックを

決定するため、醸造計画会議が行われた。

丸二日間かけて会議は行われ、数々のお酒の計画が決定されていく中で、

一番議論を重ねたのが『はつしぼり』だった。

”はつしぼり”とはどんな酒なのか?

飲む人は”はつしぼり”に何を求めているのか?

出した答えは『今、うまい酒。』

はつしぼりは旬の酒。旬のものだから一番旨いときに飲んでほしい。

”はつしぼり”は”しぼりたて”なんだから

今、すぐ飲んで旨い酒にしよう!と意見がまとまった。

瓶詰め後は冷蔵保管、商品はクール便にて配送。

販売店様やご自宅でも冷蔵保管必須。

すぐ飲んで旨いように設計した。

近年の土田の酒は、

常温保管を推奨し、熟成による味の変化や

開栓後空気と触れることによる変化を楽しめる”強い酒”が多い。

今年のはつしぼりは、ある意味土田らしくない酒になるのかもしれない。

はつしぼりの仕込みに密着し、撮影したものを

土田はつしぼりストーリーとして、YOUTUBEにアップしている。

はつしぼりを飲む際はぜひ視聴して頂きたい。

土田酒造のはつしぼりが出来るまでのドラマを

ぜひ一緒に感じて頂きたい。

この記事を書いている今時点で(10月上旬)、

まだ最初の米洗いがはじまったばかりの段階。

もちろんお酒は出来ていないし、ラベルが完成したばかり。

どんなお酒になるのか想像し、このドラマの展開に期待感を募らせている。

 

 

 

Text by:OZAWA  (Instagram @ozawa0278)
群馬県沼田市出身。伝統的なものづくりに憧れ、1999年土田酒造に入社。
酒造り、瓶詰めの製造部門から始まり販売部門である事業部を経て、現在はセールスプロモーションマネージャーとして、デジタルマーケティング、広報PR、各種SNS運用など勉強中。
動画撮影/編集、グラフィックデザインなど、クリエイターとしての一面も。

 

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